A字型モーフの作り方
MMDモデルを作る時にT字(画像のような腕が横にまっすぐ伸びた状態)で作るよって人もいると思います。
でもあにまさ式ミクを始め、A字型(少し腕と肩が下がっている状態)のモデルは多いです
そうすると他の方が作ったモーションやポーズを読み込んだときにちょっとおかしくなってしまいます。A字型のモデルで動かすことを前提に作られてるデータをT字型のモデルで読み込むと、腕の位置がやたら高くなってしまったりします。
↓同じポーズデータを読み込んだのに腕の角度がだいぶ違います(ポーズデータはこちらからお借りしました
【ポーズ配布】いろいろなポーズ / lite さんのイラスト - ニコニコ静画 (イラスト)
)
そこでPmxエディタを使って、A字型のボーンモーフを登録しようと思います
①まずモデルを読み込みます。TとあるところをクリックしてTransformViewを開きます。
②肩と腕のボーンを選択して角度を調整します。「値」とあるところに数字を打ち込むのが良いと思います。数値は各自のお好みで(肩5~10、腕30~40くらい?)
③編集>現在の変形状態で新規ボーンモーフ追加を選択します。すると新しいモーフが追加されるので、「A字型」など適当な名前をつけて保存します。
これでMMDの表情操作のところでいつでもA字型に変えることができます
mmd_toolsの使い方(とりあえず最低限のこと)
MMDで使えるようにするためには、pmxとやらに変換しなければならない。そうするにはmmd_toolsを使えばいい。そこまでは分かったんです。Blenderに入れることもできました。問題は使い方がさっっぱり分からなくてどうしたものかとなりました。というか未だに苦戦中です。
MMDを長年使ったことがあったり、モデリング経験が長ければ用語や意味が分かるのかもしれませんが、少しの練習の後にいきなりMMDモデルを作るという無茶をしたので何が何だか分かりません。
とりあえず今のところこういう使い方をしている、とりあえずこのやり方でMMDに持っていくことはできたというメモです。
【参考にしたもの】
【無料】Blender2.8とBlender_mmd_toolsでpmxエディタを使わずMMDモデルの制作・セットアップする方法 - プリメロ工房 - BOOTH
無料なのでダウンロードして損はないと思います
既存のボーンを使うやり方です。毎回毎回ボーンを一から作るのは大変なので、最初に基本となるものを用意したほうがいいと思います。ここではBlenderでモデリング(ボーン3):In MMD Life - ブロマガこちらのサイトを参考に、MMDに最初から入っているあにまさ氏の初音ミクのボーンを使用していきます。
①プロパティシェルフのMMDのimportから初音ミクを読み込みます(プロパティシェルフが表示されていないときはnキーを押すと出てきます)。
②ボーンを選択してコピー(Ctrl+C)
③新しいファイルを開いて貼り付け(Ctrl+V)
④プロパティシェルフのMMDの、Create ModelをクリックしてOKを押します
④そうすると新しいボーンができるので、初音ミクのボーン→この新しくできたボーンの順に選択します。これでボーンは完成です。
⑤④で作ったボーンに、作ったモデルのサイズや位置を合わせます。合わせ終わったらオブジェクト>適用で位置や拡大縮小を適用しておきます。
⑥ボーンを選択して編集モードにします。髪の毛やスカートなど、それぞれのモデルに応じて不要なボーンを消したり作ったりします。ひざやひじの位置なども調整します。
プロパティシェルフのツール>オプションにあるX軸ミラーにチェックを入れておくと左右一緒に変えられるのでやっておいた方がいいと思います。
⑦ボーンを選択して、MMD>オペレーターのAttach Meshes to Modelをクリックします。
⑦あとは普通にウェイトを設定していきます。
⑧ウェイトやシェイプキーの設定などが終わったら、Aで全選択します。プロパティシェルフのMMD>オペレーターのModeからエクスポートします。これで終わりです。
というやり方でやっているのですがあってるんですかね……?
お絵かきソフト等でテクスチャを描く
タイトルのまんまです。まあ難しいことは何もないのですが、わりとこれについての説明が少なかったような気がしたので。
①まず普通に展開する。模様などを描くときにはどれがどこのパーツが分かりやすいように位置を調整したほうがいいです。
で、UV>UV配置をエクスポートを選択します。適当な名前をつけて保存します。
②お絵かきソフトを開きます。キャンバスサイズ1024×1024で新規作成。①で保存したUV配置を読み込みます。それにそって好きな模様を描いたり色を塗ったりしたら、画像として保存します(UV配置は非表示にします)。
③マテリアルタブ→を選択して、その中のMMD Textureのテクスチャに②で描いた画像を追加します。これで終わりです。
MMDじゃなくて普通のモデリングの場合はマテリアルタブのサーフェスのベースカラーの横の◦をクリックして、画像テクスチャにします。で、「開く」から②の画像を読み込めば終わりです。
初めてのBlender
Blenderを始めて使うのに基本的な操作やショートカットを覚えるのにおススメなサイトや動画を紹介します
Blender2.9だとmmd_toolsが上手く使えないというようなことを見かけたので2.8を使っているのですが、どうなのでしょう……?
youtu.be
まずはこちらの動画。VRChatとありますが、初めてBlenderを触る方は見た方がいいです。というかまず最初に見るべき動画
blender3d.biz文字でいろいろ説明を読みたい人はこちらが分かりやすいかなと思います。「03 簡単な3DCGの制作」をやってみるといいと思います
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ここからBlenderの便利なアドオンを紹介していきたいと思います。良いアドオンを見つけたら更新していきたいです。
・LoopTools
【Blender】Version 2.8でも便利な標準アドオン「LoopTools」の使用方法 | 3DCGモデル情報局
詳しい使い方や機能は上記のサイトに書かれていますが、どんな機能があるのか少しだけ紹介します
Bridgeは同じ数の頂点の辺を選択すると面で繋げてくれます
フラット化は選択した面を平らにしてくれます
リラックスは選択した辺や面を滑らかにしてくれます。繰り返すほど滑らかになっていきます
必要なもの
MMDモデル作成に必要なソフト
最低限これだけあればできるはず。
説明はこんな感じかなというふわっとした現段階での私のイメージなのでご了承ください。初めて使う人になんとなくこういうもの、というのが分かればいいという感じなので。
・Blender https://www.blender.org/
モデリングをするソフト。他にもあるみたいですが、無料だし使っている人多そうなのでこれにした
・mmd_tools https://github.com/powroupi/blender_mmd_tools
Blenderのアドオン。BlenderだけではMMDモデルの形式(?)にできないのでこれで変換する。Blenderにインストールするのにやたら苦戦した
・Pmxエディタ http://kkhk22.seesaa.net/article/282936786.html
Blenderで作ったモデルをMMDで使いやすくするためにいろいろな設定をする。髪やスカートを揺らす物理演算とか、MMD上での表示設定とか。これを使わなくてもMMD上でモデルを動かすことは可能だけど、ちゃんと作るなら必要
・MikuMikuDance https://sites.google.com/view/vpvp/
作ったモデルを実際に躍らせたり静止画を作ったり
はじめに
こんにちは。
モデリングもMMDも知識0なのにMMDモデルを作りたいと思い立ち、それに関するメモや疑問の備忘録的な感じにします。各ソフトの使い方も勉強中なのでもっといい方法があるよ!とかあるかもしれません。
わりとどこのサイトもある程度知ってる前提だったりしてなかなか難しいなって感じで作りました。とりあえず細かいことよりもこんな感じだよ!っていうのが分かればいいかなと思ってます。ある程度分かればそこからの詳しい説明はたくさんありますので。
パソコンにも詳しくないので用語とか間違ってたらごめんなさい。
これを書いている時点でモデリングを始めて4か月くらいですかね? とはいえ未だに分かっていないことがほとんどです。
もしかしたら、何から手を付ければいいか分からないという人の参考くらいにはなる……かもしれません。